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常夏の庭


幻想の常夏の庭でぼんやりしたい。  写真ブログはこちら→http://blog.livedoor.jp/kororogi/
by Kororogi2
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「センセイの鞄」 川上弘美

 塩らっきょう
 さらし鯨+酢味噌
*もずく酢
 蓮根の金平
 まぐろ納豆
*蛸わさ
*枝豆
 焼き茄子
 湯豆腐
 栃木県の里山のキノコ鍋
 澤の井
 鰤の照り焼き
 
 チシャサラダ
 牡蠣燻製 
 チーズオムレツ
 沈んだ香りの赤ワイン
 (くるくる回すと味が寄り添ってくる。)

 鮎の塩焼き+たで酢
 
 蛸しゃぶ
 あわび、みる貝、こち、茹でしゃこ、海老フライ。
 
 熱燗徳利、瓶ビール。

 *印はチェーンの居酒屋でもあるけれど、他は個人的な店でないと美味しくないよね。

 



 有料衛星放送で映像化されたニュースをだいぶ前に見知っていたので、その配役である小泉今日子と榎本明、以外の人物を想定することは最早できなかった。センセイの言葉使いはとてもいい感じ。でも、いまこんな言葉を使う人は年配の方でも居ない。明治生まれでお元気の方はそれほど居ないでしょう?センセイは多分に明治の人の言葉使いだ。
 私の父方の祖父はすごい昔の人なので死ぬ間際、朦朧とした数日間、呉服屋の番頭だった青年時代に戻り『・・・さいですか。・・・よろしゅうございます。・・・これはこれは・・・。』なんて見舞いに来た人に言ってた。「よろしゅうございます。」と自然に普通に使うのはかなり昔の言い方であって、祖父を教育した人達は江戸の人だったのだと今更思う。「さいですか」(=「そうですか」)はもう死語だし。
 月子さんとセンセイの恋愛関係にはちっとも全く共感できない。すべてがファンタジー。でもサトルさんの店には行きたい。今どき個人経営の飲み屋で、こんなお品書きの店があるかしら。それも含めてファンタジーなのか。

 チシャサラダ~赤ワインは違うお店(女性がオーナーのショットバー)のことで、その後は瀬戸内海の島の民宿メニュー。

 東京の酒で「澤の井」は結構イイセンいってますが、それよりずっと無名だけど「高尾山 純米」もかなりいいですよ。強くお勧めです♡五代目御曹司君頑張ってます。

 

by kororogi2 | 2006-11-02 23:44 | 読書記録
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