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大福は配送の人にあげたりして解消。しかし、今日また酒饅頭がやってきた(汗)。酒饅は比較的日持ちがする。冷蔵庫で保存してレンジで暖めれば美味しく食べられる。(蒸せばなお良し。)
何年か前のこと、近所のアパートに水商売らしい女性とその息子が引っ越してきた。Kというその幼稚園児は母親のお使いで偶に来店したのだが非常にこまっしゃくれた憎たらしいガキだった。大人びた生意気なそぶりだったり、憎まれ口をたたいたり、真面目に怒った顔をすると突然甘ったれた媚びた言葉を吐くという、大人を完全になめてる状態。 ある夕方彼が中年男性と一緒に来店した。「(なんだ父親もいるんじゃない)K君今日はパパと一緒でいいね。」と言ったらなんだか変な顔してる。こいつでも照れるのかな、と思った。何週間かあと、別の中年男いっしょにやってきた。今回の男はKの母親の綿入半纏を着ているし「ああ、この人がお父さんなんだ。前回のは知り合いかな。」と、私はのんきに自分の勝手な思い込みを疑わなかった。そしてまた何週間か後、また別の男と一緒のkが来店。鈍い私もさすがに気がついた。『勘弁してよ~、おっかさん!』アパートの家主さんの話しによると離婚して母子家庭とのこと。Kの母親は彼氏だかなんだかをとっかえひっかえ短期間に自宅へ呼んでいたわけで、そのストレスでKは荒れていたんだろう。 こんな話はどこにでも転がってるしその後私がKにことさら優しく接したわけではない。Kの母親(すっぴんだととても大人しそうだったが仕事モードでは化粧ばっちりで別人になってた。)を責める気持もない。しかし世の中の理不尽さに全く責任がないにもかかわらずさらされてる子供に接した何ともやりきれない気持は残った。 「同情するなら金をくれ」という台詞もあったけど、Kのような子供が近くをうろうろしてたら哀れむんじゃなくて、微量でも応援する姿勢は取るべきじゃないだろうか。それは偽善ではないと思う。 その後、小学生になったKは友達も出来て普通の生意気な子供になり、母親が郊外の農家の人と結婚するとかで一緒に引っ越して行った。
by kororogi2
| 2005-02-04 22:56
| 日記
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