常夏の庭


幻想の常夏の庭でぼんやりしたい。  写真ブログはこちら→http://blog.livedoor.jp/kororogi/
by Kororogi2
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Champagneが小道具の映画~1

 『ローマの休日』1953年米、
 『めぐり逢い』1957年米、
 『七年目の浮気』1955年米。
 
 ハリウッド黄金時代の作品。『ローマ』では前半部、オープンカフェでアン王女に新聞記者とカメラマンが飲み物をすすめて、「じゃあシャンパンを・・・」とおっしゃられて、男性二人は「ムムム・・・」という感じ。『めぐり逢い』ではやはり話の序盤、豪華客船内でなんとなく仲良くなった二人(ケーリー・グラントとデボラ・カー)が夜に船内のバーで男が飲み物をすすめて女は「ピンクシャンパンある?」と。グラントはやはり「む~」とややあきれたような表情。50年代のアメリカの常識ではシャンパンはまだかなりの高級品だったのか。Champagneをオーダーする女=贅沢三昧=わがままお嬢様。という構図があったのかもしれない。
 『めぐり逢い』のロゼ・シャンパンは、ピッコロサイズがカウンターに「タン!」と置かれて何秒かアップになる。日本で封切りされた昭和30年代に「Champagne roseシブイチ」なんて当然輸入されてなかっただろうなあ、なんて考えてしまった。(私が最初に観たのは10数年前の衛星放送。)
 映画自体は、『ローマ』はあまりにも知られてるので省略。『めぐり逢い』は金持ちの子女だけどちょっと反抗して好きなことやってる二人が出会い、偶然とすれ違いが多々あり困難があり、最後はハッピーエンドの真面目なロマンスだったっす。でもグラントは絵描き志望には見えないんだけど。(「道頓堀川」の真田君が全く画学生には見えなかったように。)

 『七年目の浮気』では、お話の中盤、主人公の家へ招かれたマリリンが「ポテトチップスをシャンパンにつけて食べるととってもおいしいの♪」と言って彼にもすすめる。彼は内心「ううっ(せっかくのシャンパンが。)」という表情。マリリンふんする名無しのモデルさんの、とびきりセクシーで可愛いけど、頓珍漢な女の子ぶりはキュートで好き。この映画は主人公の妄想が面白くて、ラフマニノフのピアノコンチェルトとかガンガン弾いてしまったりするのだ。ここでもやっぱりChampagneは「スタイリッシュで高価なお酒」という使われ方になってると思う。

 今は良い時代になった。とりあえず、日本の普通の人のお財布でも、夜駅に降りて、思いつきでChampagneをぶら下げて帰宅できるのだから。

 (思いつきにしてはやっぱりちょっと高価であるかな。)


なんてこれ、店サイトコンテンツの叩き台にしようというわけ?
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by kororogi2 | 2006-05-26 22:59 | 偏愛的映画の話
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