常夏の庭


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by Kororogi2
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カテゴリ:ほぼ日「今日のダーリン」より( 2 )


ほぼ日 今日のダーリン より 健忘録

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの

10月28日の「今日のダーリン」

・「ほぼ日」が、やってきたいろいろのなかに、
 吉本隆明さんの生前の183の講演の音声を、
 すべて無料で聴けるようにしたということがあります。
 これは、もちろん吉本さんご自身の気持ちや、
 吉本さんの御遺族の意思があってのことですが、
 発表されてからも、たくさんの方のご協力がありました。

 183回の講演は、録音状態もよいものばかりとは言えず、
 おおよその内容紹介はしているものの、
 実際に聴くまではどんな内容なのかわかりません。
 それを、音源を聴きながら丹念に文字起こししてくれた
 ボランティアの方々が、何人もいてくださったのです。
 また、この企画の少なからぬ制作費や維持費は、
 音源を『吉本隆明 五十度の講演』そして、
 『吉本隆明の声と言葉。』という出版物として発売し、
 その収益でもまかないましたが、
 ご利用になった方からの「投げ銭」というかたちでも、
 協力をいただいています。
 これが、続いているということもうれしいことです。
 それだけプロジェクトが生きているということですから。

・この『吉本隆明の183講演』のことを思い出したのは、
 ぼくが、かつて聴いた吉本さんの
 ある講演で語られたことを確かめたかったからでした。

 最初に、ぼくはこの「今日のダーリン」の書き出しを、
 <年をとると、だんだんと変わったことを言わなくなる。
 ごくふつうのことを言いたくなる。>と書いたのでした。
 そして、あ、吉本さんがいつか、そんなふうなことを
 言ってたっけなと思い出しました。
 そして、「造悪論」をめぐっての親鸞の考えを語った
 講演のなかにあったかなと探しました。
 そして、『A040 最後の親鸞以後』というタイトルの
 講演のテキストを読み進めていたのですが、
 思っていたことばは発見できませんでした。
 が、過去にこの講演を聴いたときの何倍もの深度で、
 いまのじぶんのこころに届いてきたのでした。
 お恥ずかしいけれど、夜中に泣き出すくらい沁みました。
 で、今日は、これを「今日のダーリン」で書こうと、
 急に決めて、いまそれをしているところです。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
こうして書くと30人くらい聴いてくれるかな。いいよーー。

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by kororogi2 | 2018-10-29 21:28 | ほぼ日「今日のダーリン」より

2016年4月2日

 
・「商売」ということばは、なかなか不思議なことばで、
 神社でがらがらんと御鈴を鳴らして、
 「家内安全、無病息災、商売繁盛」を祈るのは、
 ごく当たり前のこととして、誰もとがめないだろう。
 「商売繁盛にこしたことはない」と思われているだろう。
 
 しかし、「あの人は商売人だから」とか、
 「あいつは商売がうまいんだよ」
 という使い方をされる「商売」ということばは、
 ずるいとか汚いというような意味が含まれている。
 その裏返しとして、じぶんや身内のことを、
 「どうにも商売がへたでしてね」と言う人は、
 どこかに「つまり汚くないです」と
 自慢しているような意味が表現されているように思う。
 
 商売がへただとか苦手だということを、
 ことさらに言い立てるというのは、なんともおかしい。
 じぶんの持っている力を活かすためにも、
 他の人たちを活かすため、どうしたらいいのか思ったら、
 少なくとも「商売がへた」であることが、
 どういうことなのかを、考えるくらいはしたほうがいい。
 ぼくは、そうしてきたような気がする。
 そうすると、自動的に「あの人は商売がうまい」と、
 ほめているのでなく言われるようにもなるけれどね。

・今日最終回の朝のドラマ『あさが来た』が、
 とても気持ちよく見ていられたのは、
 商売が、どういうものなのか、
 主人公をはじめ登場人物たちが、
 いつも一所懸命に考え実行していることだった。
 「こうしたほうが、よろこぶ人がいる」を考えることが、
 そのまま「商売」をやっていくこととして描かれていた。
 主人公の旦那さんが、いちばん
 商売の苦手な人ではあったけれど、それでも、
 「よろこぶ人のいる」ことを、まじめに手助けしていた。
 
 いや、この文を書こうと思いついたのは、
 あさの旦那の新次郎が亡くなった4月1日の回で、
 あきれるほど大泣きをしてしまったのがきっかけだった。
 「商売」を、ずっと観てたドラマだったなぁと思ってね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
まぁ、いやな意味での「商売」があるのも、わかるけどね。
 
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以上、コピーです。
「今日のダーリン」は、基本的に一日で消えてしまうので
気になった文章はコピーしておこうかな、って思いました。

糸井さんという方は、群馬県のサラリーマン家庭の出身なのだけれど、
なんだか関東の商人なんですよね。
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by kororogi2 | 2016-04-02 23:05 | ほぼ日「今日のダーリン」より